SharePoint 2007 と SharePoint 2010 間のメニュー/リボン リファレンス ブックが公開されています。

SharePoint Server 2010 からリボンが採用されており、Office 2010 でも InfoPath や Outlook (以前は一部リボン対応)、SharePoint Designer、Visio、Project のメニューがリボン化されました。

2010 シリーズにアップグレードされるお客様(主に情報システム部門でしょうかね。)はこれに伴い、メニューの位置の変更差異一覧を出してくれというニーズが出てくるものと思われます。(以前、2007 シリーズでメニューのリボン化がされた際にはよく聞きました。)

それを踏まえてだとは思いますが、SharePoint および Office の以前のバージョンとのメニュー対応表が公開されています。(英語版)

Office 2010 menu to ribbon reference workbooks

http://office2010.microsoft.com/en-us/templates/CL101817133.aspx

以下は、SharePoint 2010 の例です。

Office においてももちろん、情報が公開されています。

以下は InfoPath の例です。

そんなに項目は多くないので、これを日本語化すれば社内利用可能かとは思います。

私の経験上、これらのネタは日本語化されないと思われます。今まで翻訳化されたケースは Open XML SDK のプレビュー版のヘルプの一部だけだったような気がします。(関係者が強くお願いしたので。)

でも、ニーズは多いんですよね。有償でもいいから翻訳してというお客様も多くいらっしゃったかと思います。

それだけ、英語が根付いていない国だという認識も必要なんですよね。

私も MS 辞めてから気付いたところですが。(笑)

紹介 Saiki Koyama (小山才喜)
自己紹介: PCのハードウェア系のサポートやフィールドSEを経験後、2000 年 2 月にマイクロソフト株式会社に入社、 主にサービス部門でプロフェッショナルサポート、プレミアサポートを歴任後、Office系の技術営業に転身し、 エンタープライズ企業向けにVSTOを利用したOffice開発を業務に活かす提案活動を行う。 また、VSTOの啓蒙活動として、Tech-EdやMSDNブログにおいてVSTOを利用した業務と技術を結びつける訴求活動を実施中。 2010年7月度、2011年度7月度 VSTO MVP 受賞中 技術略歴: VSTO、SharePoint Server、Office 互換・展開、Silverlight、 Active Directory、Exchange Server など、MS プラットフォームのインフラから開発までの領域を網羅。 取得資格: VSTO MVP、MCSE for Messaging、MCTS、MCSA など、 約30個ほどの MCP タイトルホルダー

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